私のお気に入りの電卓を紹介します。それは SHARP EL-N802-SX です。
SHARP 12桁デザイン電卓 EL-N802-SX (アマゾンへ)
電卓は大きくシャープ派とカシオ派に分かれていてキーの配列や使い方が少し違っていますね。カシオ派の方々には残念ながらシャープの電卓は受け入れられないと思いますので、この投稿は読み飛ばしていただいて構いません。
この SHARP EL-N802-SX という電卓は一見、デザイン優先で使い勝手はどうだろうと思いがちですが、実は使い勝手がとてもよくできています。
会計の仕事をしている方や資格を目指す方は、
などのような経理仕様電卓を使われる方も多いかと思います。私はこれも持っていて、高い電卓だけあって使い勝手はとてもいいです。しかし、値段が高いですよね。そこで、普段使うのに手軽な値段で買えて、しかも使い勝手が経理仕様電卓に引けを取らない電卓を探したところ見つけたのが、シャープ EL-N802-SX でした。
電卓の使い勝手で私が必要だと思った機能は次の通りです。
- 5本指で打てる大きさ
- 早打ち
- CMとRMキーが独立
- 12桁
早打ちは、先に押したキーを離す前に次のキーを押しても受け付ける機能です。私は5本指で打つのですが、まだまだ打ち方がスムーズじゃないので、ある程度の大きさと早打ち機能が欠かせません。
そして譲れないのが「CMとRMキーが独立」。大抵の低価格電卓はこれがひとつのキー(R・CMキー)になっているので、メモリ機能を使うときは、計算を始める前にR・CMキーを2回押してメモリをクリアしておく必要があります。そうしないと、計算の途中でメモリを使いたくなったときメモリをクリアしようとR・CMキーを押すと、先にRM機能が働き、それまでの計算結果が消えてしまいます。
CMキーとRMキーが独立していれば、計算途中でメモリを使いたくなったとき、CMを押して計算結果を残したままメモリをクリアできます。
桁数は10桁でも十分なのですが、
1,000,000×150,000÷300,000
というような計算をするとき、12桁あれば何も考えずにそのまま打てます。
10桁だと途中で桁が足りなくなるので、計算式を見ながら影響のない桁を除いたり、計算順序を考える必要があります。この場合は下3桁を省略すればいいのですが、計算順序を変えた場合は割り切れずに端数が出てしまいます。
特にCMキーとRMキーが独立している低価格の電卓はあまりないのですが、 シャープ EL-N802-SX は上記の条件を全て満たしています。そしてさらに、GT(グランドトータルメモリー)、訂正キー(→キー)、小数部桁数指定なんかもしっかり付いています。デザインもかっこいいので、私は一目ぼれしてすぐに買ってしまいました。実際使ってみて、キータッチもいい感じで、とてもいい電卓です。
ひとつ注文をつけるとすれば、アンサーチェック機能が余分かなと思います。簿記の試験の規定ではアンサーチェック機能がある電卓はダメだったかと思うので、試験を受ける方は注意してください。
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