murak.net

アクセス解析・Googleアナリティクス・ネット戦略・SEO・Webプログラミングなどを綴るブログ

Googleアナリティクスにフォーム入力イベントなどを機能拡張する「GA Functions」が複数トラッキングコードに対応

Googleアナリティクスにイベント測定などの機能を拡張するJavaScript「GA Funcitons」をバージョン1.4.0にアップデートしました。

今回のアップデートでは「複数のトラッキングコード」に対応しました。既存のプロパティに影響を与えずに、別のプロパティで GA Functions の測定ができます。

このツールには次の機能があります。

・外部リンクのクリックを測定
・PDF、ZIP、エクセル、画像などのダウンロードを測定
・mailto:のクリックを測定
・外部リンクやダウンロードのクリックまでの時間を測定
・フォーム入力欄毎のフォーカス、変更などのイベントを測定
・フォーム入力の時間を測定
・一定時間のページ滞在で直帰にしない
・ページのスクロール量を測定
・クロスドメインのリンクを自動的に変換

詳細な説明とダウンロードは→ Google Analyticsにフォーム入力イベントなどを機能拡張するJavaScript「GA Functions」

関連しているかもしれない記事


投稿者: 村上 和久

アクセス解析・Webコンサルティングのアナライズネット代表・Webアナリスト。Googleアナリティクスの導入とカスタマイズ、ウェブ分析、アクセス解析に関するセミナーなどを行っている。

3件のコメント

  1. >inabaさん
    おっしゃることを実現するには、おそらく複数のプロパティを作成して複数のトラッキングコードを使うのがいいかと思います。今回のバージョンアップで追加したのがまさにそのための機能です。

    プロファイルを複製しても、プロパティIDは共通なのでどちらのプロファイルにもGA Functionsのトラッキングコードが入ってしまいます。

    今お使いのプロパティとは別に新しいプロパティを作成して複数のトラッキングコードをページに埋め込み、新しいプロパティIDのトラッキングコードでGA Functionを使うようにすれば、今までのプロパティの方は今まで通りの測定ができます。設定方法は記事のリンク先をご覧下さい。

    • 村上さん

      ご丁寧にご解説いただきありがとうございました。
      古い知識で、トラッキングコードは2つ以上入れると誤計測が起こると思っていたのですが、よくよく調べて見れば非同期トラッキングコードで2つのIDを用いて計測ができるんですね。大変参考になりました。ありがとうございました。

  2. GAフォーラムから参りました。いつも大変参考にさせていただいております。GA Functionsが複数のトラッキングコードに対応したと言うことですが、調べたいサイトの複製プロファイルでの解析はできますか?
    プロファイルを複製した場合、トラッキングコードは変わらないと思い、できるのかなと思いまして。
    この機能を導入したいのですが、直帰の概念が変わると前後比較ができにくくなり、この機能専用の複製プロファイルで解析をしたいなあと思いまして。