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WordPressプラグイン All in One SEO Pack の効果的な設定

WordPressのSEOプラグイン “All in One SEO Pack” は、WordPressでSEOの設定が簡単にできる、お薦めのSEOプラグインです。このプラグインを使った簡単で効果的なSEOの設定方法を紹介します。

WordPressで徹底的なSEOをするには、本当はこのプラグインだけでなくテンプレートの改造など色々やることがあるんですが、そこまでやらなくてもこのプラグインを入れるだけで、設定次第でそこそこ効果が出るSEOができます。

まずは “All in One SEO Pack” をWordPressにインストールして有効化しましょう。

そして、[設定]>[All in One SEO]で次のように設定します。

Plugin Status: Enabledにしてプラグインを有効にします。
Home Title:ホーム専用の<title>タグのテキスト。単純にサイト名だけを入れるのではなく、キーワードやサイト概要を追加しましょう。
Home Description:ホームの<meta>タグのDescription属性に入るテキストです。半角100文字以内を目安に、サイトの概要を一文で分かりやすく表現した文章を入れます。キーワードもできるだけ含むようにしましょう。この内容は検索エンジンに表示されることもあるので、キーワードの羅列ではなく意味のある文章にします。
Home Keywords:ホームの<meta>タグのKyewords属性に入るテキストです。半角カンマでキーワードを区切って入れます。キーワード数は最小限に、多くても7個以内にしましょう。
Canonical URLs:必ずオンにしましょう。そうするとURL正規化のタグがページに入って、同じ投稿が別のURLに表示されても「このページは同じページですよ」と検索エンジンに知らせることができ、重複ページと判定されてしまうのを避けられます。
Rewrite Titles:オンにします。<title>タグをこのプラグインの設定で書き換えます。

次は各ページの<title>タグの設定です。デフォルトでも”ページのタイトル | ブログタイトル”のようにページのタイトルがブログタイトルより先に来ていて、大抵はそのままでSEOに効果的です。

Post Title Format:”%post_title% | %category_title% | %blog_title%”に変更します。投稿ページの<title>タグにカテゴリー名が入ることで、カテゴリー名のSEO効果が向上します。
その他のFormatはデフォルトのままでいいです。

次にメタタグなどの設定です。

Use Categories for META keywords:オン。カテゴリ名が投稿ページの<meta>タグのkeywords属性に追加されます。
Use Tags for META keywords:オン。タグ名が投稿ページの<meta>タグのkeywords属性に追加されます。
Dynamically Generate Keywords for Posts Page:オン。投稿ページの<meta>タグのkeywords属性を自動生成します。
Use noindex for Categories:オフ。カテゴリーページを検索エンジンに表示させないのをオフにします。つまり、検索エンジンに表示させます。
Use noindex for Archives:オン。アーカイブページを検索エンジンに表示させません。時系列が意味のあるサイトはオフにします。
Use noindex for Tag Archives:オフ。タグアーカイブページを検索エンジンにインデックスさせないのをオフにします。つまり、検索エンジンに表示させます。タグ名が重要でない場合はオンでもいいです。
Autogenerate Descriptions:オン。投稿ページの<meta>タグのdescription属性を自動的に生成します。ただし生成される内容が短すぎることもあるので、ソースを見ておかしいようならオフにします。
Capitalize Category Titles:オフ。カテゴリーの<title>の先頭を大文字にするオプションですが、日本語では必要ないのでオフにします。

設定を変更したら、”Update Options”を押して設定を保存します。

次に、[設定]>[一般]で次のように設定します。

サイトのタイトル:ホーム以外のページの%blog_title%に入るテキストです。<title>が長くなりすぎないように、短めのサイト名を入れます。
キャッチフレーズ:テンプレートの bloginfo( ‘description’ ) タグに表示されるテキストです。キーワードを入れつつ、サイトの概要を一言で分かりやすく表現しましょう。

以上で設定完了です。<title>などが変わっているかサイトを見てみましょう。そしてhtmlソースコードを直接見て<meta>タグなどが正しく設定されているか確認しましょう。

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投稿者: 村上 和久

アクセス解析・Webコンサルティングのアナライズネット代表・Webアナリスト。Googleアナリティクスの導入とカスタマイズ、ウェブ分析、アクセス解析に関するセミナーなどを行っている。